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見込客を惹きつけて夢中にさせる状態をつくる方法【7ステップ】

奥津です。

今日は以前の記事『セミナー・プレゼンテーションを成功させる【4つのポイント】』でお話したセミナーでの環境整備についてその具体的な環境の作り方についてお話をしていきます。

繰り返しお伝えしますがプレゼンテーションやセミナーでは環境整備が1番大事です。

ここがコケてしまうとどんなにあなたが良い内容やメッセージを伝えたとしても全然お客様にその魅力は伝わりません。

私もこれまで様々なセミナーやプレゼンテーションを実践してきましたが、ここをなんとなーくやった時としっかり環境整備を行った後で話をするのでは見込客の反応が全然違います。

本当に環境整備ができていないと反応が悪いし逆にきちんと環境整備ができているとセミナー初心者がセミナーを開催したとしても見込客が前のめりで話を聞いてくれるって感じで、本当に圧倒的に違いがでます。

ぜひあなたも意識してやっていただきたいと思います。

見込み客を惹きつけられる状態をつくる方法【7ステップ】

では実際どうやっていくのか?

大きく分けると7つのステップがあります。

私は基本的にこれから説明する順番でセミナーの環境整備を行っていますが、自由に変更していただいてかまいません。

この7つのステップを実践するだけでどんなジャンルであったとしても

見込客が思わず前のめりになってあなたの話を聞いてくれるという状況を作ることができます。

ステップ1

 

これは何なのかと言うとまず一番最初にそのプレゼンテーションやセミナーがスタートしたら一番最初に質問をしてください

質問をするということです。

よくありがちなのが

「こんにちは私は〇〇です」

といきなり自己紹介をする人が多いんですがこれは絶対にやってはダメです。

あなたが実際にセミナーを受講する立場だと少し考えてみてください。

受講する立場として一番気になるのが何かって言ったら

「これから喋ろうとしている人はどういう人なんだろう」

って表面的なことよりも”聞いている私に関連があるのか”とか”自分の人生がもっと良くなる情報がもらえるのか?”とかあなたにとってのメリットとか関連性とかの方が大事ですよね?

ですので、いきなり自己紹介をするのではなく

「こういうのに興味はありますか?」

っていう感じでトピックやあなたが話をする内容に関連するような質問をしてみてください。

例えば、あなたがコミュニケーションに関するセミナーとかプレゼンテーションやるとしましょう。

その場合であれば

「今よりコミュニケーションが上手くなりたい人とかどのくらいいらっしゃいますか?」

というような感じで質問して手を上げてもらうなど反応を示してもらってください。

そして反応があった後は

「ありがとうございます!」

っていう感じでこちらも毎回見込客へ反応を示してください。

そうしないと聞きっぱなしで次に進んでしまうと

「この人、話聞いてんのかな?」

というふうになってしまいますのでちゃんと手をあげてもらったら

ありがとうございます

と毎回言えるように習慣化してください。

質問の数についてはあらじめいくつか用意をしておいて、場の状況に合わせて柔軟に対応すると良いと思います。

まずは自己紹介ではなく質問をすることです。

ステップ2

 

これは参加してくれたことに対して

ありがとうございます

とはっきり伝えることですね。

セミナーに参加してくれている人は

「自分は本当にここは来て良かったのかな」

「自分が来ても良い場所なのだろうか」

と不意識に不安を抱いています。

その心理的不安を取り除いてあげるためにも

「時間や労力かけて来て頂いてありがとうございます」

「参加費を払って来て頂いてありがとうございます」

というような感じで感謝を伝えてあげることで、「あっ私はここにいていいんだ、」「間違っていないんだ」っていうふうに思ってもらうことができます。

ですので、見込客に感謝を伝えることこれがステップ2です。

ステップ3

 

ここではセミナーを開始する前に守ってほしい約束や参加ルールを伝えることです。

例えば携帯電話を切っておいて下さいとか実践ワークには積極的に参加してくださいとかいろいろあると思います。

参加者全員がセミナーに集中してもらうためにやって欲しいことをやらないでほしいことを一つひとつメリット、デメリットを交えながら説明してください。

 

ステップ4

 

やっとここでセミナーで伝える内容・トピックの話をしてください

まあ大きく分けると大体3つぐらいですよ。

これこれこれというような内容ですね。

ここで大事なのは、セミナー内容を短くわかりやすく伝えるのはもちろんですが、受講することでどういうメリットがあるのか?参加することで何を得られるのか?

こういった部分を合わせながらぜひ伝えて頂きたいです。

ステップ5

これは結構シンプルなんですけども

セミナーを通して目指すゴールは一体どこか?

これを明確に伝えることです。

今日は1日が終わった後には、あなたはこのようになっています、こんなことができるようになってます

というようなゴールを伝えて下さい。

例えば、コミュニケーション力UPのセミナーなら

『今日のセミナーを受講した後には初対面の人とでも緊張せず焦らず自然な感じで自信を持ってコミュニケーションを取れるようになります』

というような感じでも構いません。

明確なゴール設定を伝えてあげることで、より積極的にセミナーに参加してもらえる環境づくりができます。

ステップ6

 

ここでやっとあなたの自己紹介です。

セミナーの全体像を話した上で、やっとあなたの話をしてください。

今までどういうことをやってきたとか、今何をやっているとか、実績これぐらいとか、具体的に数字であったりしっかり具体的な実例がわかるものを交えて自己紹介をしてください。

特に数字とか実績はわかりやすく表現して

この人からなら話を聞いて安心だ

と見込客に思ってもらえる自己紹介をしましょう。

またあなたのお客様が実際に出した実績があればそれも紹介するとなお良いです。

そこをしっかりと伝えることで、「この人は自分のことだけじゃなくてお客さんの成果も出して素晴らしい人なんだ」という信頼関係も作ることができます。

ステップ7

 

ステップ7はなぜ今回このプレゼンテーションやセミナー内容を伝えていきたいのか

この”なぜ?”について理由やストーリーの話をすることです。

例えば、今でこそこういう風な成果を出すことができていますが、実は昔はこんなにみなさんと一緒でした。

ただあることをきっかけで、今のような自分になることができた。

今度は私があなたを救いたい、あなたの力になりたい、だから今日セミナーを開催している。

といったようにセミナーを開催する目的や理由を見込客へと伝えることです。

きちんと理由を伝えることで見込客は、”もっとこの人から聞いてみたい”という形になるわけですね。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

今日は効果的に環境整備を行う7つのステップについてお話しました。

1つ目は、質問をすること
2つ目は、参加してくれたことに感謝を伝えること
3つ目は、セミナーのルール説明をすること
4つ目は、セミナーで話す内容を伝えること
5つ目は、セミナーのゴールを明確に伝えること
6つ目は、実績を交えたあなたの自己紹介をすること
7つ目は、セミナーを開催する理由を伝えること

この順番でプレゼンテーションを進めることで、見込客が自分のために開催してくれていると感じてもらえて是非話を聞いてみたい!!

という流れを作ることができます。

あなたも是非実践してみてくださいね。

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