奥津です。
今回も伝わるプロ講師としボディランゲージのパターンについてお話をしていきます。
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今日は相手を指差す動作、これの意味について話をしていこうと思います。
実は相手に指を差す動作ってきちんと名称がついていることをあなたはご存知でしょうか?
この動作のことを一般的にはブレイマーと呼ばれています。
じゃあ次にどういう意味が込められているのかということですが、これは責めるであったりとか責任の方向を指先の方向になすりつけるといった意味があります。
ですので、この動作はすごく気を付けて使ってください。
特に講師やスピーカーの立場として前に立ってやってはいけない動作の1つでもあります。
聴衆や参加している人に向けて『例えばどう思いますか?』とか、指をさす形で使うとなんだかすごく威圧的な印象を感じてしまう危険性があります。
またすごく責められている感覚に陥ってしまい、なかなか話が入ってこないというような心理状態に切り替わってしまう可能性もあります。
これはお客様に向けては絶対に使わないというのを覚えておいてください。
じゃあ例えばどういうシーンで使えばいいのかというと、何か見て欲しい方向に指先を向けるっていうのはすごくいい使い方です。
例えばホワイトボードにあなたがお客様に伝えたいことやメッセージを書いたとします。
その時に『はい、じゃあこちらを見てください!』っていう風に使うとこれすごくパワフルです。
またあなたの権威性を上げたいとか存在感を示したい時には、地面を指し示してみるというのも有効なパターンです。
実はこの動作、アメリカ大統領であったジョン・F・ケネディが『アポロ計画』の演説の際に用いた動作でもあります。
じゃあどういう風に使ったかというと、、、人差し指を少し曲げて地に向けて指し、顎をちょっと上げます、そして力を込めて地に指を何度も指す。こういう動作ですね。
顎は少し上げながらこういった動作をするとこれものすごくパワフルに権威性を示したメッセージっていうのを伝えることができます。
例えばその時には『我々は月に行くのだ!』と地に指を指しその動作を行ったわけです。
実際、権威性や力強さを示すやり方ですので、あなたが自分のポジションであったりとか、1番伝えたいメッセージをお客様に伝えたいシーンではぜひ的確に使ってみてください。
さて、本日のお話をまとめると、ブレイマーという動作があって、お客さんに向けては絶対に使わないこと、指示する方向であったりとか、権威性を示したい場面では非常に有効な動作であること、特に権威性を示したい時は顎を上げて、力を込めて地面に指すように使うというのがポイントでした。
では本日は以上になります。
学びになった点やご意見があればぜひコメント欄に記入してくださいね。