コミュニケーションの学校

  1. コミュニケーション・話し方

コミュニケーション能力アップにすぐ使える「オウム返し」

コミュニケーション能力 オウム返し

いきなり質問ですが、あなたは会話(コミュニケーション)をする上で必要不可欠と言われている「オウム返し」をご存知ですか?

もし「初めて聞いた」「オウム返し?」「本当に効果あるの?」と思ったらぜひ最後まで読んでください。

コミュニケーション能力をすぐにアップさせるためには、まずこの「オウム返し」が必要不可欠となります。

コミュニケーション能力アップにすぐに使える「オウム返し」

そもそもオウム返しって何?と思っているでしょうから、まずはオウム返しについて簡単に解説をさせていただきます。

ちなみにコトバンクでオウム返しについて調べるとこのように出ました。

・他人の言ったとおりに言い返すこと
・和歌で、人から詠みかけられた歌の一部の言葉をとりかえて即座に返歌とすること
・差された杯を下に置かずに返杯すること
参考文献:コトバンク

今回お話することで当てはまる項目は最初の、

・他人の言ったとおりに言い返すこと

です。

それでは、これからどのようにしてオウム返しを活用するのか例を交えて解説をしていきたいと思います。

オウム返しの例1

それでは早速ですが、実例をいくつか挙げたいと思います。

A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」

B:「へぇー!新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだ!」

オウム返しの例2

A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」

B:「新宿で美味しい焼肉屋さんと言ったら高級そうだね!」

オウム返しの例3

A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」

B:「新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだ!新宿で美味しい焼肉屋さんだとなんだか高級そうだね!」

今回は3つのオウム返しの例を出しました。

どれもオウム返しを活用していますが、ちょっとだけニュアンスが違いますよね。

それでは、これから3つのおうむ返しの違いについて解説をしていきたいと思います。

例の「オウム返し」3つの違い

それでは、3つのオウム返しの違いについて解説をしていきたいと思います。

オウム返しの例1

「コミュニケーションが苦手でおうむ返しってどうすればいいのか分からない」という方には例1のおうむ返しの方法をおすすめします。

例1
A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」
B:「へぇー!新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだ!」

上記を読んでもらえると分かると思うのですが、例1はただ相手が発した言葉をそのまま繰り返しているだけです。

相手が発している言葉を繰り返す言うだけでも相手は、「きちんと話を聞いてくれているな」と思います。

逆に相手が話をしているのに何も言わなかったら「この人本当に話聞いているのかな?」と思ってしまいます。

なので、相手が話をしている際は、せめて「相づち」を意識しましょう。

「うん!」「はい!」「へぇ〜!」などです。

上記の相づちばかりだと「本当に話を聞いているのかな?」と思われてしまうこともあるので、例1で紹介をしたオウム返しを活用しましょう。

そうすれば相手は気持ちよく話をしてくれます。

オウム返しの例2

続いてはオウム返し例2について解説をしていきます。

オウム返し例2は例1と違って会話を少し言い換えています。

A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」
B:「新宿で美味しい焼肉屋さんと言ったら高級そうだね!」

例えば、このような会話があったとしたらあなたはどう思いますか?

A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」
B:「へぇ〜!美味しい焼肉屋さん見つけたんだ!」
A:「しかも!意外とお値段もお手頃なんだよ!」
B:「え〜!意外とお値段もお手頃なんだ!」
A:「特に最後のデザートのメロンは美味しすぎたよ!」
B:「へぇ〜!メロンのデザート美味しかったんだ!」

さぁ、どうでしょうか?なんだか違和感を感じませんか?

恐らくAさんは、話は聞いてもらっているがあまりいい気はしていないでしょう。

会話を盛り上げるためにオウム返しはとても有効活用することはできますが、使いすぎには注意をしましょう。

オウム返しの例3

続いては例3のオウム返しについて解説をしていきたいと思います。

A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」
B:「新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだ!新宿で美味しい焼肉屋さんだとなんだか高級そうだね!」

例1は、相手が発した言葉をただ単純に繰り返して言うだけでした。

例2は、相手が発した言葉を言い換えて言っていました。

では、例3は?と言いますと、相手が発した言葉を繰り返し言って、さらに肯定文を付け足すということです。

A:「昨日、新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだよ♪」

と相手が発した言葉に対して、

B:「新宿で美味しい焼肉屋さん見つけたんだ!」

ここまでだと例1と同じです。さらにここから、

B:「新宿で美味しい焼肉屋さんだとなんだか高級そうだね!」

を付け足します。

ただ相手の発した言葉を繰り返し言うだけでなく、肯定文も付け加えることで、相手はさらに話を膨らませることができます。

つまり、肯定文を付け加えることで相手が話しやすくなるというメリットがあるのです。

最初は難しいかもしれませんが、毎日コツコツと練習をすることで慣れてきますので意識して会話をしてみてくださいね。

まとめ

今回は3つのオウム返しの方法について紹介をさせていただきました。

1.オウム返し(相手が発した言葉を繰り返す)
2.言い換え(相手が発した言葉を言い換えて繰り返す)
3.オウム返し+肯定文(相手が発した言葉を繰り返し、さらに肯定文を付け足す)

です。

慣れないうちはまずは1番から、その次に2番、そして最後は3番を意識して会話をしてみましょう。

そうすることで、あなたはただの聞き上手だけでなく、相手から話を引き出す方法も身につけることができます。

是非実践してみてくださいね。

 

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